ドローンの導入によって広がった新しい視点
日本モンキーセンターでは、2017年3月から小型無人飛行機「ドローン」を導入し、生息地研修や体験イベントなど、様々なところで活用しています。導入したドローンは、広角カメラや自動飛行など、様々な機能を搭載したもので現代の最先端技術の凄さを感じさせてくれます。特に「ドローンのここが凄い!」と感じたことは、本来見ることができない視点を手軽に見たり、撮影できたりすることです。

これまでも、生息地研修先である屋久島や幸島にて、ドローンを使って様々な場所の上空撮影を実施してきました。その時撮影した、海側(タイドプール)から眺めた屋久島や陸地が繋がった幸島などの映像と写真を実際に見て、私は鳥肌が立つほどの感動をしました。ドローンが写し、記録したものは、私の想像をはるかに超えており、ドローンがあったからこそ広がった新しい視点でした。

上空から見る幸島

本来、自分の視点だけで見た景色では、ここがどのような場所なのか全体像までは把握はできません。しかし、ドローンを使えば本来見ることができない視点から、その全体像も把握することができ、訪れた生息地の多様性に気づかせてくれるのです。皆様もぜひ、私が感動したドローンの映像と写真から、その場所にいる仮想体験をしてください!

そして、映像と写真だけでは、まだまだ物足りないと思われた方は、現在日本モンキーセンターで実施しているドローンVR体験に、ぜひご参加ください。VRゴーグルから見たリアルタイムのドローン映像で、更なる感動をすることができます!


屋久島のタイドプールの上を飛ぶ
(附属動物園部 北園担当  山田 将也)
2018年5月20日更新
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