Twitterを盛り上げる会の裏話
2018年7月18日に,それまでイベントの告知と公式ブログ「飼育の部屋」の更新通知にしか利用されていなかった日本モンキーセンターのTwitter公式アカウントの活性化を目指して,6人の飼育員が集まり「Twitterを盛り上げる会」が結成されました。結成されてから約3ヶ月半が経過し,だんだんと更新ペースも落ち着いてきたので,今回はこの盛り上げる会の裏話をさせていただきます。

Twitterには,見た人が投稿を気に入った時に押す「いいねマーク」と,他者と内容を共有したい時に押す「リツイートマーク」があります。当初「Twitterを盛り上げる会」のメンバーは,「いいねとか,リツイートって一体どんなメリットがあるの?」という状態で,誰もTwitterを触ったことがありませんでした。そのため最初は,いいね数が50を超えれば歓喜し,リツイート数が10を超えれば讃え合っていました。

しかし,投稿を開始して半月ほど経過した2018年8月7日のことでした。爆発的な勢いで「いいね」が押され「Twitterを盛り上げる会」の担当者の携帯の通知が鳴りやまなくなる事件が起こりました。シロテテナガザルのキュータロウの写真です。その拡散力は凄まじく,最終的にいいね数が2万を超え,リツイート数が6,000,そして日本モンキーセンターのTwitter公式アカウントをフォローしてくださっている方が1,000人も増えました。

我々担当者もTwitterの情報拡散力に非常に驚きましたが,これを機にTwitterに『量より質』という概念が産まれ,体を張ってみたり,ぶっちゃけてみたり,動物種に特化したりと投稿内容に飼育員ごとの個性が産まれ始めました。また,それだけでなく,この影響は「Twitterを盛り上げる会」以外の飼育員にも影響を与え,公式ブログ「飼育の部屋」でもタイトルや写真をこだわった記事が見られるようになっています。

日本モンキーセンターでは,今まさにTwitterや公式ブログが非常にアツくなっています。「リツイート数は,100越えを目指そう,いや,もっと上を目指そう」とどんどんハードルが上がっていくのは,辛くもあり楽しくもあります。ぜひみなさんも,日本モンキーセンターの記事をご覧になって,「あ、この記事面白いな」「あ、こいつ、すべってるな」と判定してみてください。そしてあわよくば,私にリツイートをいただければ幸いです。
(附属動物園部 アジア館担当  舟橋 昂)

日本モンキーセンターのTwitterはこのページの一番上、鳥のマークのアイコンへ。

2018年11月10日更新
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