マダガスカル島から生中継したイベント
世界キツネザルの日は10月の最終金曜日、今年は10月29日にあたります。世界キツネザルの日に合わせて、今年もフェスティバルを開催しました。コロナ禍の影響もありSNS中心でのイベントになりました。10月9日と10月23日にマダガスカル島と中継を繋ぎ、現地をガイドしながらツアーをするイベントをおこないました。 事前打ち合わせの際の様子です。
「おお!エリマキの声がした!」「川が赤い!」って興奮の連続でした。ツアーをしてくださった方は日本語が上手なマダガスカルの方で、すごく楽しい時間でした。JMC園内でも、こんなワクワクするような展示やガイドが出来るように頑張りたいと思いました。
雑食性のワオキツネザル。サツマイモの葉や茎も食べます。食べているのはワオキツネザルのメスのワオブラウン (18才)さん。
キョトンとした顔でこちらを見ているのは、クロシロエリマキキツネザルのメス、オレガノさん。夕食は、バナナ・ムシイモ・リンゴが中心です。雑食のワオキツネザルと違い、果実食と言われています。同じマダガスカル島でも生息している地域が違いますが、どちらのキツネザルも種子散布の役割を果たしています。実を食べてウンチをして、未消化の種を遠くに運びます。そうやって森や林が広がり持続していきます。
「これが、そのウンチです!」
みたいなガイドしたいなー。動物園の動物から生息地でのくらしや環境を知ってもらえるガイドが、私たち飼育員の環境保全の一歩なのかと思います。
(附属動物園部 Waoランド・マダガスカル館担当
坂口 真悟)
「これが、そのウンチです!」
みたいなガイドしたいなー。動物園の動物から生息地でのくらしや環境を知ってもらえるガイドが、私たち飼育員の環境保全の一歩なのかと思います。
(附属動物園部 Waoランド・マダガスカル館担当
坂口 真悟)
2021年10月26日更新
関連キーワード:マダガスカル、キツネザル、イベント
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