担当が変わりました
みなさま、こんにちは。バックヤード担当からマダガスカル担当に変わりました、奥川みらいです。担当が変わり約2ヶ月経ち、苦戦したことや、感じたことをお話したいと思います。
マダガスカル担当になり、まず苦戦したのは個体識別でした。ワオキツネザルには以前担当していたカニクイザルたちと違い、顔に個体識別用のイレズミが入っていません。そのため目の色や毛の模様で特徴を掴み、識別しないといけません。そして名前が似ているため、なかなか頭の中で整理がつかず苦労しました。担当が変わる前に1ヶ月ほど、週に2回Waoランドに通い、やっと顔の違いが少しずつわかるようになりました。今ではほぼ完璧に識別できるため、この個体は誰ですか?と来園者の方から聞かれたとき、パッと名前を出すことができると、とても嬉しい気持ちになります。

そして次の苦戦は群れ調整です。ワオキツネザル特有の空気感や雰囲気を掴むのが難しく、個体同士の関係を見抜くまで時間がかかりました。ワオキツネザルは目が合ったら威嚇、ではなく、口をクチャクチャさせることや、何度もあくびをすることがネガティブな行動のようです。種が違うと気持ちを表す行動も違い、面白いです。ですがこのような動作をしておらず、良好な関係だと思いきや急に攻撃をすることもあります。見た目とは裏腹に激しく喧嘩をしますが、ケガをしてもわかりにくく出血量も少ないため、かなり注意深く観察をしないといけません。群れづくりを成功させるために、普段の観察で群れ内の順位や他個体との関係性を把握することが大切だということを改めて感じました。ここでは前担当で培った観察力がとても活かされている気がします。
そして担当が変わり何より1番嬉しいことは、来園者の方と話をする機会が増えたことです。今まではバックヤード見学会などのイベントで来園者の方と話をすることはありましたが、ほぼ接点がありませんでした。Waoランドでは毎日顔を合わせて、その時の群れ調整の話や個体について話すことができるため、とても嬉しいです。サルたち以外にも、イベント楽しかったよ!などの感想を言っていただけることも多く、励みになっています。
このように担当が変わり、サルの種や環境に変化がありましたが、とても楽しい日々を送っています。まだまだ未熟ではありますが、今後もワオキツネザルたちのことを深く知り、魅力を伝えられるよう頑張っていきたいです。
(飼育部 マダガスカル担当 奥川 みらい)
2025年11月30日更新
このように担当が変わり、サルの種や環境に変化がありましたが、とても楽しい日々を送っています。まだまだ未熟ではありますが、今後もワオキツネザルたちのことを深く知り、魅力を伝えられるよう頑張っていきたいです。
(飼育部 マダガスカル担当 奥川 みらい)
2025年11月30日更新
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