新イベント!ギボレムまつりを開催しました!
憧れの飼育員になり3年が経過する川﨑です。入社して2年半ほどキツネザルの担当をしておりましたが、2025年の10月ごろからアフリカセンターの担当になりました。担当替えのお話はオンラインサロン記事「猿分補給」の無料ページに書かせていただいたので、そちらをご覧ください!→https://wp.me/p77r8F-hxo

今回は動物の飼育作業に加えて、日本モンキーセンターならでは?な飼育作業以外で動物園の運営に必要な業務を分担する飼育員のお話です。例えば、動物たちの飼料を管理する「飼料班」、SNSを運営・データの整理をする「Web班」、そしてイベントの企画・運営をメインでおこなう「イベント班」などがあります。私は数ある班のなかで「イベント班」に所属しています。

2025年の秋に開催した大型イベント「テナガザル・キツネザルコラボフェス~ギボレムまつり~」(以下:ギボレムまつり)の企画・運営を開催させていただけたことはとても貴重な経験になりました。キツネザルの担当だったということもあり、毎年10月最終金曜日に制定されている「世界キツネザルの日」にちなんで開催を決意しました。「国際テナガザルの日」も10月に制定されているため、テナガザル担当の堀川さんに声をかけさせていただき、コラボ開催できることとなりました。大きなイベントを開催するには人員がもう少し必要だったので、次期テナガザル、キツネザルの担当になる川原さんと奥川さんにも協力をお願いし10月18日から11月3日までの3週間にわたる大型イベントを企画することとなりました。不慣れな4人のフォローをしてくださったスタッフのみなさまのおかげで無事3週間を乗り切りとても良い経験になりました。

川原さんの考案のテナガザルにちなんで片腕のながさと座高を計測し、比率を計算して腕のながいヒトを決める「腕なが~いヒトコンテスト」は奇想天外イベントでどうなるか心配でしたが、想定以上の方が参加してくださり計測と計算に時間がかかってしまうほどでした。優勝者には江戸さん特製のなが~いうでを置けるフクロテナガザル椅子にすわってテナガザルのガイドをきいていただきました。
そのほかにも園内放送をジャックする園内ラジオを開催しました。イベント開催期間の開園日に1日4回飼育員がラジオをしにビジターセンターに向い、イベント情報の発信や、キツネザルやテナガザルに関する質問にお答えしました。なかなか園内放送をする機会がないので、放送している側も楽しかったです。ラジオのメインはイベント運営の4人で回すことが多かったのですが、特別ラジオとして阿野さんや奥村さんにベテラントークを放送していただいたり、坂口さん、鈴木さんには「マダガスカルはどこですか?」を生演奏していただいたりと、少しでも多くの来園者に国際テナガザルの日と世界キツネザルの日があることを伝えられたと思います。



イベント開催期間中の限定グッズも作成しました。イベントを運営していた川﨑、堀川、川原、奥川の4人の共通点「川」にちなんで名付けた「かわ×4」特製トートバックの販売も好評で40枚販売することができました。

消しゴムハンコの下絵もそれぞれが描き、消しゴムハンコもそれぞれ彫りました。下絵を描いている様子はYouTubeに投稿していますので、ぜひご覧ください。消しゴムを彫っているところまでお届けする予定でしたが、ハンコを彫るのに夢中で撮影し忘れていたことは、サポーターのみなさまだけの秘密です。彫った消しゴムハンコの今後の使い道を検討中なのでいい案があればご教授いただきたいです。
そのほかにもたくさんイベントを開催しましたが、参加していただいたみなさまには楽しんでいただけたように思います。そしてキツネザルやテナガザルの野生での現状に目を向けるきっかけになるイベントになってくれたと願っています。

憧れの飼育員になって3年が経過しますが、野生の現状は写真や動画で見たこと、聞いたことを伝えることしかできないのが飼育員として私の課題です。今後はさらに見て学んで、イベントを通してキツネザル・テナガザルだけでなく他の種への興味につながり、動物園の動物だけでなく野生の動物たちにも目をむけていただけるヒトが増えることを願っています。イベントを飼育員自ら企画・運営できる動物園だからこそ楽しいイベントを開催できていければと思っています。これからのイベントも楽しみにしていてください!

(飼育部  川崎 千穂)

2026年2月9日更新
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