甲子猿で出したかった
 こんにちは!テナガザル・モンキーバレイ担当の堀川です。
 今年も甲子猿では、魏梵谷工業高校の監督として出場しましたが、残念ながら1回戦敗退となってしまいました。これまでの甲子猿での1回戦では、第6回・7回は宗像君と対戦し、第8回・9回は川原君と対戦しました。1回戦すべて同期との対決でした。バチバチに拮抗したいい試合をお見せできたのではないかと思います。

 出場させたかった個体はたくさんおり、1回戦を勝ち進んでいた場合、「ビッグループ」でくらすフクロテナガザルのアボとリンダは特に出したかったです。アボはやんちゃな性格で、息子のスイカが群れにいたときは、一緒に地面に転がって遊んでいました。雨が苦手なテナガザルが多い中、アボは雨でも外で動き回ります。リンダは温和な性格で、アボたちを優しく見守ってくれていました。テナガザルは一般的に、おとな(約10歳前後)になると、親との折り合いが悪くなり、群れを出ます。ライチは11歳半に仲が悪くなる前に群れを出ました。これだけ長く一緒にくらすことができたのも、リンダの優しい性格があってのことかもしれません。この2頭はこれまでに7頭の子どもを育て上げてきたベテランペアです。子どもたちはみんなおとなになり、現在は親元を離れ違う施設に移動したり、他園に引っ越して新たなペアを作ったりしています。現在、アボとリンダは2頭で仲睦まじくくらしており、暑い日でもビッグループの上部で歌を歌っています。2頭とも若くないので、ここ最近は毎日、身体を冷やすために凍らせたフルーツを与えています。これからも仲良く長生きできることを願います。

(附属動物園部 テナガザル担当  堀川 晴喜)

2026年8月14日更新
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