三魔女、テケ王国を行く。

キは気に入った!のキ
 お久しぶりでございやす。こちらは、引き続きMbaliへの旅。めでたく岸を離れましたボノボⅡ号。コンゴ川を遡り、一路ボノボの地へと向かったのでありんした。出航は午前8時前。となればまずすべきは (*▽´)朝ごは〜〜ん。ん?前回港で積み込みを見ながら「わらじ」パン食べたって書いたよね。ま、細かいことは忘れておくんなまし。

 心に残るはおいしい幸せ、わくわくうるうる楽しい経験、そしてびっくりポンのAha!体験 w(▼o▼)w てなわけで忘れらんないことてんこ盛りのこの旅で、今思い出してもお腹がぐ〜〜の船上朝ごは〜〜ん♪

 実はこの旅、びーどのやゲン隊長とフィールドで本格的にご一緒するんは初めてやったんけど、ふたりとも「食べるん大好き族」って、ようわかりましたワ。特にびーちゃん、なんちゅうか楽しむ気合が違っとって、食べるん好きでも努力は避けたい派のアタシとは対角線やった。準備周到日本からご持参の「折りたたみ式」プラスチック皿は、広げればわらじパンもすっぽりおさまる余裕サイズ。しかもホックを止めればボウルに変身の優れもの。

こんな便利なもんがこの世にあったとは
 その皿の上で、いつのまにやら買ってあったきゅうりにピーマン、セロリにソーセージ!サクサク切ってサンドの準備をするのは…隊長!改めて尊敬!!あ〜〜港でボソボソわらじパンかじってフライングした自分が恥ずかしい(* ̄∇ ̄*)

 かくして隊長とびーたん、そしてご紹介が遅れましたが世界を股にかける共同通信の井田記者と静岡大の寡黙なパパこと松浦先生、ボートのドライバーさんたちにもおすそ分けして、みんなでさわやかに共食(←“きょうしょく”と読みましょうね)の宴となったのでございます。
共に食べれば共に幸せ
 と、ここで「もうひとりの執筆者ちづるさんは?たびたび登場の上品武内氏は?」と思ってくれたあなた!コアな読者になってくれてありがとうございます♥♥

 説明しよう。この手の海外学術調査隊で「全員揃って団体行動」ってのはほとんどないのだ。いろんなテーマを持った研究者が離合集散(注:集まったりばらけたりすること)しつつ、あっちこっちに触手を伸ばしつつ、全体としてはアフリカ>コンゴ民主共和国>バリ地区っつう括りで連帯感を共有しつつ、個人的学問的疑問の追求やら地球と人類の未来への貢献やらを目指して楽しく共同生活&てんでに活動ってのが、まあ実態に近いかな。

 てなわけで、今書いている2016年コンゴの旅でも、わが人生史上初のキンシャサ到着時に心の支えとなってくださった上品武内氏は船旅には参加せず、10日間ほどのキンシャサでの調査の後にチャーター機でバリへと飛んだのでした。仕事の都合で後からコンゴ入りした三ばば仲間のちーちゃんことちづるさんもこの飛行機に同乗。さらに、これから先誰かの回に登場するであろう日本モンキーセンターの隠れ貴公子ことYSくんも、この便に乗ったのでございます。

 あれ?チャーター飛んでるんだったら、なんでわざわざ船旅?と思ったアナタ。鋭い。でも実はそういうとこがこういう調査旅行のツボなんよ。「速く安全に」もいいけど「ゆっくり見ながら」もまたいいじゃん。だけじゃなくて、最大にして回避不可能な理由はアレ。覚えておいでですか?9月3日の回の動画。あの巨大物体を運ぶために船が不可欠でございました。さて、その物体とは…てなわけでコンゴ川の旅は続く(⌒-⌒)ノ

今回の脳内BGM:“スシ食いねェ”
若かったナ…シブがき隊もアタシも。
中村 美穂
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2017年11月12日更新
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