3月21日はInternational Day of Forests!

ロベケ国立公園も一員のサンガ3ヵ国保護区の活動報告がでました。

コンゴ盆地の北西端を覆うカメルーンの広大な熱帯多雨林

日本では春分の日のお休みだった3月21日、世界は「国際森林デー(International Day of Forests)」を祝いました。森林は全世界の陸地の1/3を覆い、2000を超える先住民を含む16億人の人々に、生業や薬、燃料や食料といった生活基盤を提供しています。それだけではなく、地上の生物のうち、10種中約9種が森を棲み処とし、母なる大地の源として大切な役割を果たしています。

この記念日は、2012年12月21日に国連総会によって議決され、森林保全意識を高めるあらゆるイベント、植樹や地域の森散策会、あるいは森にちなんだ芸術祭などを盛り立てていくことになっています。国連森林フォーラムが国際連合食糧農業機関(FAO)と協働して、その推進役を担います。

6回目の今年、2018年のテーマは「森と持続可能な街」
JMCが支援するカメルーン・ロベケ国立公園では、この日、コンゴ共和国のヌアバレ・ンドキ国立公園、中央アフリカ共和国のザンガ・サンガ保護地域とで構成されるサンガ3ヵ国保護区の、過去3カ月の活動報告が発表されました。

ドイツ復興金融公庫からの支援が、いよいよ本格化する予定で、3つの国立公園のエコツーリズム振興のためのインフラ整備、また観光客誘致や3カ国周遊のための協働などが、新たなフェーズとしてはじまります。