Mbali Mbaba Misato(バリ・ババ・ミサト)連載写真から

国際保全事業部の岡安です。約2ヵ月のあいだ、再びアフリカ中部のコンゴ民主共和国とカメルーンを歴訪してきました。今年はありがたいことに、日本モンキーセンター新規立ち上げの国際保全活動が佳境に入り、春にも2カ月あまり、ブータンを加えた3カ国を回るという放浪に明け暮れました。

世界でさまざまなニュースが流れた中、保全の現場の生の声をお届けしようと、あれこれトライしたのですが…発展途上国のWi-Fi状況の壁にとうとう立ち往生。その間にも、バリ・ババ・ミサトの連載は進み、現在、6本/魔女が完了しようというところです。隊を統率する園長を初め、人間模様が蠢きはじめました!?

そこで今回は、過去記事から写真をいくつかご紹介しましょう!
MMM発祥の地、スメル:東京は、総武本線浅草橋駅近くに“Smell”というクラシックでなつかしい感じの喫茶店がある。きっぷのいいお姉さんが仕切っていて、・・・私たちが喫茶スメルで、年甲斐もなくダイ・ハードな話題で騒いでいたことを聞いた、伊谷園長が、岡安直比に「三ババでの楽しいひと時、何も知らない周りの人たちはビビったでしょう」という感想を送ったことから、Mbali Mbaba Misatoの誕生となり、それがこの連載につながっているのだから、園長はいつだって仕事熱心で、モンキーセンターを支える仕事をなさっていると言えるのである。かくして、浅草橋のスメルは、「バリの三婆」誕生の地として記憶されることになった。これから、コンゴ民主共和国のビザを取りに浅草橋に赴かれる方は、どうぞスメルにお寄りください。(文:三砂ちづる7/13「スメル」より)

一足先に、美穂さんが見せてくれたコンゴ河 ↓
ちづるさんも書いているように、バリの人たちの母語はテケ語だ。・・・そのときどきで使いやすい言葉は、どんどん取り入れる。極めつけはボノボで、テケ語で「Ebobo(ゴリラ)だ」と言われたときには、たまげた。・・・この河を挟んで、Mbaliとはちょうど線対象に西に広がる、コンゴ共和国のレフィニ鳥獣保護区に、20年前、私が面倒を見ていたみなしごゴリラたちが暮らしている。バテケ高原と呼ばれるこの小高いサバンナは、Mbaliの辺りから西へ、南北に長いコンゴ共和国のどてっぱらを貫き、ガボンの南をかすめて海近くまで続いている。そのほとんどの地域は、「エボボ」の生息域なのだ。(文:岡安直比8/19「エボボ」より)

このあいだを、いったいどうやって行くのよ!?な人のための、美穂さんの旅の記録 ↓
モニターは楽しいエチオピア航空:航空会社選びの話だった。羽田や成田に乗り入れてて<何を隠そう関東在住なのだ>、コンゴへ飛んでいるとなると、意外と選択肢少ないんだよね。あの銀河系最速ミレニアムファルコンを所有するANAも、安定感抜群のルフト<ルフトハンザドイツ航空>も、キンシャサ<コンゴ民主共和国の首都です>までは自社運行してないし。となると、トルコ航空で飛んでイスタンブール? それともアフリカの翼エチオピア航空?  で、48時間ほど悩んで決めました。成田—香港—アディスアベバ—キンシャサ。つまり、エチオピア航空。理由はね、安いとか速いとかいろいろあるんだけど、決め手はキンシャサ到着がまっ昼間だってこと。初めての場所に「あと1時間で日が落ちる」みたいな時間に着きたくないわけよ。ゾンビが活動始めると困るでしょ。キョンシーはセーフだけどアンデッドはアウトなわけ。(文:中村美穂7/27「アはアフリカのア」より)

日本からキンシャサまで最短で約36時間!
そのあとは、コンゴ河をこれまた2日がかりの船の旅!!
(中村美穂9/30「オはおったまげたのオ」より)
ボノボだけでなく、百戦錬磨の伊谷園長の、コンゴの旅もお楽しみいただけます!?
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