前回ボノボは静かって書いたけど、びーどのによると大勢でいるときはやっぱ騒ぐんやて。そんなところも似てるよね。え?誰と?
さて、われらが追っていたグループは残念ながら少人数で、声を頼りに見つけるのが難しかったその日。ところが、別行動をしたびーどのたちはボノボさまたちとの出会いを堪能したことが、帰り道にわかった。セ・ボン(良かったね〜〜 ̄△ ̄)とか言いながら、心は真っ黒くろすけ。スミマセン、人間ができてなくて。フィールドワークの秘訣はスーダラだとかエラそーに言ってても、ひとり空振りしたらやっぱ切ないよ~(i_i)でもまあ、びーたんたちが寝場所(注:ボノボの)を確認してくれたんだから、明日こそ♡♡♡
その明日。//////雨//////しかもカミナリ//土砂降り///嵐!!!!!!(の中では相葉くんが好き)
ようやく止んでも真っ黒な雲がどーどーと流れ、見るからに怪しい天気。こういう日はね、無理しちゃいけないなんだ。斜面は滑るし川は増水してるし枯れたまま立ってる木は倒れやすいしヘビとか悪霊とかが元気だし...と、よくご存知の隊長サマは、さっさと出発を諦めてシャワー室に敷くスノコを作り始めたのでした。(それ何?は、写真を見て想像して下さい)
材料も人も使うのがうまい隊長
びーどのはというと、とっておきのラーメンをついに消費すべく別棟の台所へ。共同通信の井田記者は昨日の写真をパソコンで整理。よく撮れてるなあ〜〜〜うらやましいなあ〜〜〜
だが、待てば海路の日和あり(Mbaliは内陸だがね)⌒∇⌒
ラーメン食べ終わる頃には風もやみ、午後1時半過ぎ。ついに我らは雨上がりの森へと分け入ったのぢゃ。そしてぬかるむ地面と格闘すること2時間!!キタ━━(☆∀☆)━━!!!
何という幸運!昨夜の泊まり場所からあまり動いていなかった。高い梢にいる!何か食べてる!子どもが遊んでいる!あ、こっち見た!カメラ、早く!高い!遠い!フレームに入らない!焦る!おまけにハリナシバチの大群がキタ━━(X∀X)!! 針がないから刺されやしないんだけど、目の前を飛ばれて前が見えな〜い(X△X)
信じられないほど高くて遠い
さらにおまけに足場が悪い。生姜のお化けみたいな植物が頭の上まで茂っている。上が見えないからトラッカーが切る。すると足元に葉っぱが重なって滑る。ふかふかで三脚も立たない。カメラのファインダーを覗いたまま思いっきりのけぞると、どっちが上だかわかんなくなって目がまわるぅぅぅ@@@
とっさに、近くにいたトラッカーが支えてくれた。そこで彼=ケネディという=に中腰で前に立ってもらい、彼の肩に肘を置かせてもらう。ようやくカメラを安定させて、望遠レンズを使うことができた。
若い娘(注:ボノボです)が赤ちゃんをおなかにくっつけて枝の上を歩いている(注:赤ちゃんが自分でしがみつくんです、毛をつかんで)。隊長が「アロマザリング!」と、嬉しそうに呟く。子守をして遊んでるのね。かと思うと、谷の向こうの巨大な倒木の上を渡る子どもたちが。くるん◎くるん◎回りながら、じゃれあいながら、歩いている。撮りながらこっちの頬もゆるむ。
ケネディは勘がよく、「もうちょい高く」「気持ち左へ」みたいな手振りに実にすばやく、かつ絶妙に反応してくれた。よし、この調子でガンガン撮るぞ!...と思った矢先...バキバキと枝を折る音。
「え?もうこんな時間?」夕方のベッド作りだ。
そうか、今日は午後スタートだったもんね。
ま、いいさ。明日がある。きっちり泊まり場所まで追えたから、明日こそ寝起きからビシバシ撮るぞ! なんだけど...なんだけどね、なんと明日がMbali滞在最終日。しかも昼には迎えのチャーター機が来るがよ( ̄[] ̄;っつうわけで、さあ、いよいよ大詰めだ!
今回の脳内BGM:2355のおやすみソング
番組最後の「明日が来るのをお知らせします」
って語りが好き。
(中村 美穂)↓↓ボノボの動画は次回のお楽しみ...今回は台所だよ